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コーチ(COH) 2017Q2 決算リリース

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アメリカの百貨店やショッピングモールのトラフィックが土砂降り状態で、さらに同業他社のマイケル・コースやケイト・スペードが苦戦する中で、かなり頑張っているんじゃないでしょうか。

 

1941ラインも悪くないと思います。

 

経営効率化も進んでいるようですし、景気回復の恩恵を受けやすいポジションにいると思います。

 

控えめなガイダンスだと思いますので、Q3、Q4でアップサイドがあれば、株価も素直に反応しそうです。

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〇 第 2 四半期の純売上高は、コーチの北米卸売事業の戦略的リポジショニングに
もかかわらず前年同期比 4%増

〇コーチ(ブランド)の第 2 四半期の北米既存店売上高は 3%増

〇第 2 四半期の希薄化後 1 株当たり利益は

GAAP ベースで

前年同期の 0.61 ドルに対して 16%増の 0.71 ドル

GAAP ベースでは

前年同期の 0.68 ドルに対して11%増の 0.75 ドル

 

「世界的に厳しく不安定な小売環境を踏まえ、このホリデーシーズンの業績を喜ぶと同時に誇らしく思っています。コーチのチームは、北米の既存店売上のプラス成長と全面的な売上総利益率の拡大に強調されるように、すべてのセグメントで売上を上昇させました。引き続き海外事業も成長させていますが、特に欧州と中国本土の堅調さが際立ち、私たちのブランドにとって大きな可能性を示しています。重要なことは、コーチのモダンラグジュアリーのビジョンを体現し、75年に及ぶクラフトマンシップの歴史と伝統を祝福する重要な拠点となるグローバルフラッグシップを、ニューヨークの五番街とロンドンのリージェントストリートに開店したことです。また、北米卸売チャネルの意図的な撤退及び為替の逆風にもかかわらず、この第2四半期に二桁増益を達成したことです」


コーチ・インクの2017年度第2四半期の連結業績

 

 2017年度第2四半期の純売上高は13億2,000万ドル、報告書ベースで前年同期比4%増で、これには通貨換算による0.4%の底上げを含んでいます。予想通り、北米卸売チャネルにおけるコーチ(ブランド)のポジショニング向上のための戦略的決定のもとに行った販促イベント抑制と店舗数削減が売上成長にマイナスの影響を及ぼし、約1%押し下げました。

 

2017年度第2四半期の売上総利益は9億600万ドルで、報告書ベースで5%増、非GAAPベースで6%増でした。売上総利益率は報告書ベース及び非GAAPベース共に68.6%でした。なお前年同期は報告書ベース及び非GAAPベース共に67.4%でした。

 

2017年度第2四半期の販管費は報告書ベースで5%増の6億2,900万ドルで、販管費率は前年同期の47.0%に対して47.6%でした。見込み通り、通貨の影響、コーチのスチュアート・ワイツマン(ブランド)への継続的な投資、前年同期より拡大したマーケティング支出がいくぶん反映して、非GAAPベースの販管費は7%増の6億1,200万ドルとなり、販管費率は前年同期の45.1%に対して46.3%でした。


2017年度第2四半期の営業利益は報告書ベースで6%増の2億7,700万ドル、営業利益率は前年同期の20.5%に対して21.0%でした。非GAAPベースの営業利益は3%増の2億9,400万ドル、営業利益率は前年同期の22.4%に対して22.3%でした。

 

2017年度第2四半期の支払利息の総額は前年同期の600万ドルに対して500万ドルでした。

 

2017年度第2四半期の純利益は報告書ベースで2億ドル、希薄化後1株当たり利益は0.71ドルでした。なお2016年度第2四半期の純利益は報告書ベースで1億7,000万ドル、希薄化後1株当たり利益は0.61ドルでした。

 

GAAPベースの2017年度第2四半期の純利益は前年同期の1億8,900万ドルから12%増の2億1,100万ドルとなり、希薄化後1株当たり利益は前年同期から11%増の0.75ドルでした。


コーチ(ブランド)の2017年度第2四半期の業績

 

コーチの2017年度第2四半期の純売上高は12億ドルで、報告書ベース及び恒常通貨ベース共に約2%増でした。予想通り、北米卸売チャネルでの戦略的施策が売上高に約1%のマイナス影響を及ぼしています。

 

2017 年度第 2 四半期のコーチの主要セグメントにおける売上実績は以下のとおりです。

 

北米全体のコーチの売上高は、前年同期の 7 億 3,100 万ドルから 7 億 4,400 万ドルとなり、報告書ベース及び恒常通貨ベース共に 2%増でした。直接販売は 5%増でした。実店舗での既存店売上高は約 4%増、実店舗以外を含む既存店売上高は、e コマースのマイナスの影響を含んで約 3%増でした。

 

計画通り、北米百貨店での売上高は POS ベース及び純売上高ベース共に約 30%の減少となりました。

 

海外のコーチの売上高は、報告書ベースで前年同期の 4 億 3,700 万ドルから 4 億 4,800 万ドルへ3%増、恒常通貨ベースでは 1%増となりました。中国全体の売上高はドル建てでほぼ前年並み、恒常通貨ベースでは 6%増でした。この売上上昇は、中国本土の堅調さに支えられ、全体的な既存店売上が上昇したことによるものです。また低迷が続いた香港とマカオで著しい改善が見られました。

 

日本の売上高は、ドル建てでは 9%増、恒常通貨ベースでは 2%減でしたが、この結果は、昨年の劇的な増加から、中国人旅行客の支出が減少していることによる影響です。アジアにおけるその他の直営事業の売上はドル建て及び恒常通貨ベース共に一桁台前半の減少です。

 

ヨーロッパは引き続き好調で、全体及び既存店売上げ共に二桁ペースの成長となっています。海外卸売先の POS ベースの売上は、好調な国内の業績を比較的軟調な観光地の業績が一部相殺し、緩やかな増加となった一方、純売上高は出荷タイミングの影響を受けて前年同期に比べ減少しました。

 

コーチの 2017 年度第 2 四半期の売上総利益は 8 億 3,000 万ドルで、報告書及び非GAAP ベース共に 4%増でした。売上総利益率は、為替差益を約 0.3%含み、前年同期の 67.7%に対して 69.0%という結果になりました。

 

コーチの 2017 年度第 2 四半期の販管費は報告書ベースで前年同期比 2%増の 5 億 6,600 万ドルで、販管費率は前年同期の 47.1%に対して 47.0%でした。非 GAAP ベースの販管費は 4%増の 5億 5,900 万ドルで、販管費率は前年同期の 45.4%に対して 46.5%でした。


コーチの 2017 年度第 2 四半期の営業利益は報告書ベースで 9%増の 2 億 6,400 万ドル、営業利益率は前年同期の 20.6%に対して 21.9%でした。非 GAAP ベースの営業利益は 3%増の 2 億 7,100万ドル、営業利益率は前年同期の 22.3%に対して 22.5%でした。


スチュアート・ワイツマン(ブランド)の 2017 年度第 2 四半期の業績

 

スチュアート・ワイツマンの 2017 年度第 2 四半期の純売上高は、前年同期の 9,400 万ドルから 26%増の 1 億 1,800 万ドルとなりました。これは、直営チャネルでの強力な成長に支えられたこと、卸売先への出荷タイミングが第 1 四半期から移行し、プラスに影響したことによるものです。


 スチュアート・ワイツマンの 2017 年度第 2 四半期の売上総利益は、報告書ベース及び非 GAAP ベース共に前年同期比 26%増の 7,600 万ドルでした。売上総利益率は報告書ベースで前年同期並みの 64.3%、非 GAAP ベースで前年同期の 64.3%に対して 64.4%となりました。


スチュアート・ワイツマンの 2017 年度第 2 四半期の販管費は報告書ベースで前年同期の 4,200 万ドルに対して 6,300 万ドル、販管費率は前年同期の 44.9%に対して 53.1%でした。非 GAAP ベースの販管費は前年同期の 3,800 万ドルに対して 5,300 万ドルでしたが、この結果は、店舗賃借料の増加、マーケティング支出のタイミング、人材及びインフラへの戦略的投資による影響です。非 GAAP ベースの販管費率は前年同期の 40.8%に対して 44.6%でした。

 

スチュアート・ワイツマンの 2017 年度第 2 四半期の営業利益は報告書ベースで 1,300 万ドル、営業利益率は 11.2%でした。なお 2016 年度第 2 四半期の営業利益は報告書ベースで 1,800 万ドル、営業利益率は 19.4%でした。2017 年度第 2 四半期の非 GAAP ベースの営業利益は 2,300 万ドル、営業利益率は 19.8%でした。なお 2016 年度第 2 四半期の非 GAAP ベースの営業利益は 2,200 万ドル、営業利益率は 23.6%でした。

ビクター・ルイスは次のように続けています。「スチュアート・ワイツマン(ブランド)へは戦略的優先事項に引き続き注力してきましたので、このブランドの第2四半期の業績にも大変喜ばしく思っています。重要な冬季商戦の時期にファッション性の高いブーツやブーティにおけるリーダー的ポジションを前進させました。」


2017年度第2四半期中、コーチ・インクは以前に発表した計画のもと、以下の支出を計上しました。

 

 経営効率化計画:主にテクノロジー基盤整備と組織効率化の費用に関係する約 400 万ドルの支出

 

買収関連費用:スチュアート・ワイツマンの買収に伴う約 1,300 万ドルの支出(主に統合関連業務及び条件付対価に起因)

 

これらの施策が全体として2017年度第2四半期の販管費を連結で約1,700万ドル増加させ、税引後利益を1,100万ドル、希薄化後1株当たり利益を約0.04ドルそれぞれ減少させました。


「不安定かつ先行き不透明な小売環境で、私たちのブランド及び会社に対する戦略ビジョンは常に明確です。この堅調な第2四半期業績を含むこれまでの進捗は、私たちの方向性に自信を与えてくれるものです。重要なことは、ブランドの適切さを向上させながら、コーチ・インクに長期的かつ持続的な成長をもたらす敏捷かつ拡張性のあるビジネスモデルの確立に注力しているということです」


2017 年度の見込み
以下の 2017 年度予測は非 GAAP ベース、52 週対 52 週ベースで示しています。
コーチ・インクは、2017 年度の業績見通しを維持しつつ、現在の為替レートのみに基づいて収益予測を調整しています。

 

コーチ・インクの以前の 2017 年度収益予測では、為替レートによる約 1%〜1.5%の見込み利益を含む、一桁台前半から半ばの増収を見込んでいました。コーチ・インクでは現在、米ドルの急激な高騰により、現在の為替レートに基づいて通期で 0.5%、下半期で 1.0%以上の為替レートによるマイナスを含む、一桁台前半の増収を予想しています。

 

重要なことは、2017 年度の営業利益率の予測を 18.5%〜19.0%の間で維持しているということです。この予測は北米卸売チャネルにおけるコーチ(ブランド)のポジショニング改善に向けた戦略的意思決定とスチュアート・ワイツマン(ブランド)の取得による費用増加という2つのマイナスの影響を盛り込んだものです。

 

前述の北米卸売チャネルの戦略的意思決定には販促イベント(セール)の削減と全体の約 25%に相当する店舗閉鎖が含まれます。


支払利息は引き続き年間 2,500 万ドル前後見込まれ、2017 年度通期の税率は前回予測の約 28%に対して約 26%を予想しています。

 

これらを勘案し、コーチ・インクは純利益と希薄化後 1 株当たり利益の両方で二桁成長の予測を維持しています。

 

2017 年度の非 GAAP 予測では

(1)コーチ・インクの経営効率化計画に起因して見込まれる約 2,000 万ドルから 3,500 万ドルの税引前支出(主にコーチ・インクの基幹テクノロジープラットフォームの交換及び更新の費用、組織効率化の費用、オフィスの移転やサプライチェーンの統合に伴う費用)

(2)スチュアート・ワイツマン買収に関して見込まれる約 2,000 万ドルの税引前支出(主に条件付対価及びオフィスのリース解約料を含む)を除いています。